ストレスを受けるとむくみやすくなる?コルチゾールの働きとは

日常的にストレスを溜めやすい現代人ですが、そういったストレスに対抗するためのホルモンが人間には備わっています。そのホルモンは、「コルチゾール」というホルモンで、抗ストレスホルモンとも呼ばれています。アドレナリンやノルアドレナリンなどと同じ副腎という臓器から分泌されています。

しかし、そのホルモンを過剰に分泌し続けしまうと、ストレスに対抗するどころか、ストレスへの耐性がなくなり、身体の機能へも影響が出てしまう、恐ろしいホルモンなのです。

コルチゾールとは?

コルチゾールは、危機や不安、恐怖や怒りなどのストレスを受けると分泌されるホルモンです。基本的には糖との関係が大きいホルモンで、低血糖などの時にも分泌されるホルモンです。このホルモンが分泌されると、血糖値を高くしようと各臓器へと働きかけていきます。ストレスを受けている非常事態のため、すぐに使用できるエネルギーの確保に回るのです。

同じ副腎から分泌されるアドレナリン、ノルアドレナリンも同じような条件で分泌され、ストレスに対抗できる精神や身体を作ります。違っているのは、アドレナリンやノルアドレナリンは一過性のもので特に蓄積されませんが、コルチゾールは蓄積され、ストレスを受け続けるとその値がどんどん上昇してしまいます。

これが継続すると、血糖値は上がったままとなり、血流が低下していきます。血流が低下することで血圧も高くなり、血液中の水分が血管の外へと染み出してくるようになります。こうしてむくみが発生します。血流が悪いということは、血液によって運ばれている水分の循環もスムーズに行えなくなり、むくみは悪化していきます。

むくみだけじゃないコルチゾールの恐ろしさ

コルチゾールは、ストレスや低血糖に反応してなんとか糖を作ろうと働きかけます。そこで影響するのが筋肉です。筋肉はタンパク質で出来ていますが、これを分解することで糖を作ることができます。このことを糖新生といいますが、コルチゾールはその分解を促します。筋肉を分解するということは、それが継続すれば筋肉量や筋力が低下してしまうということです。

もちろん緊急的に、一時的に作用するのであれば大きく問題はないのですが、慢性的に続いてしまうと健康へ影響が出る可能性があります。筋力は、血液循環の面でも大きく影響していきます。血流が悪くなれば、むくみはもちろんのこと、動脈硬化などにもつながります。また、血糖値が上がったままになれば糖尿病にもなります。

コルチゾールが高い状態が続くと、筋肉だけでなく、骨の形成を抑制したり免疫力を低下させたりします。脳や身体が興奮状態のため、寝入りも悪くなります。血糖値が高い状態が続くため、腎臓へも負担がかかります。また、コルチゾールを分泌している副腎自体へも負担がかかり、副腎も疲弊してしまいます。副腎疲弊が続くと、やる気を出すこともできなくなり、うつ病と似た症状になってしまうこともあります。

適度なストレス解消とミネラル摂取

コルチゾール自体は、ストレスに対抗するための必要なホルモンです。問題なのは、このホルモンの分泌が慢性的に続いてしまうということなのです。

現代においてストレスを溜めないというのはとても難しいことではありますが、適度にストレス解消をする習慣をつけることがとても大切です。寝る前にしっかり湯船につかる、好きな曲を聴く、アロマを焚く、ストレッチをするなど、できれば毎日の終わりにできるストレス解消法を見つけるといいでしょう。

また、適度にミネラルを摂取するというのも有効です。ミネラルの中には抗ストレス作用や利尿作用など身体のバランスを整える効果が期待できるものがあります。むくみ解消サプリメントは水分バランスを整えるカリウムや、抗ストレス作用、利尿作用のあるマグネシウムなど効果的なミネラルがバランスよく配合されています。

ストレスと上手に付き合い、ミネラルバランスに気をつけることで、むくみの予防と解消につなげていきましょう。

厚労省「カリウム」(外部サイト)

厚労省「ナトリウム」(外部サイト)

Top